貧血は食事での鉄不足が原因!腸を整え鉄の吸収を高める貧血対策

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健康一番!!ヘルシーワンショッピング店長の齋藤です。

このブログでは読者の皆さまのお役に立てる健康情報を厳選チェックしてお届けしております。

この時期、「何だか疲れやすい」「目まいすることが多い」など不調を感じている方が増えています。
もしかすると、貧血の症状かもしれません。

貧血は体内に酸素を十分に供給できなくなった状態

貧血とは、血液中の赤血球の減少や赤血球中の血色素(ヘモグロビン)の量が少なくなり、体内に酸素を十分に供給できなくなった状態をいいます。

貧血とは血液中の赤血球の減少や赤血球中のヘモグロビンの量が少なくなり、体内に酸素を十分に供給できなくなった状態

ヘモグロビンは、鉄(ヘム鉄)とたんぱく質からなり、肺から受け取つた酸素と結合し、全身へ酸素を運ぶ役割があります。

しかし鉄分が不足するとヘモグロビンの生成が減少し、体の全体へ酸素を届けることができなくなってしまいます。

ちなみに、赤血球の寿命は約120日といわれています。

およそ4ヶ月の間に、約20~30万回も全身の血管を循環して酸素を供給し続けています。

そして、古くなり寿命がくると脾臓や肝臓などで白血球に捕捉されて分解されます。

貧血の種類

貧血にも実はいくつか種類があります。

(主な貧血の種類)
・鉄欠乏性貧血
赤血球の中のヘモグロビンを構成する鉄が不足することによって起こる貧血。

・巨赤芽球性貧血
ビタミンB12あるいは葉酸の不足を原因とする貧血の総称で、大きく未熟な赤血球 =巨赤芽球が特徴。

・再生不良性貧血
骨髄の造血機能に異常が生じ、赤血球がうまくつくられないことで起こる貧血。

・溶血性貧血
赤血球が普通より早く壊されてしまって不足すると起こる貧血。

・二次性貧血
腎臓機能が低下して造血を促すホルモンの産生か不十分になる腎性貧血など。

中でも一番多い割合をしめているのが「鉄欠乏性貧血」です。

貧血の70~80%が、鉄分が欠乏する貧血だといわれています。
この鉄欠乏性貧血は、普段からの食生活が深く関係しています。

貧血の種類のなかで鉄欠乏性貧血が多い画像引用:https://goo.gl/z6HYRA

鉄欠乏性貧血の原因は、ずばり鉄不足

鉄欠乏性貧血の特徴は、体内に鉄が不足しているのが一番の原因です。

毎日の食生活において十分な鉄分を摂取していないことが理由にあげられます。

鉄は普通、食物から摂取されます。

毎日の食生活において十分な鉄分を摂取していない

食べ物から得られた鉄は、腸で吸収された後に骨髄へと運ばれ、血液の赤血球の中の血色素(ヘモグロビン)をつくるのです。

貧血は女性に多い症状ですが、中でも、妊娠・出産・授乳期はたくさんの鉄が必要です。

妊娠・出産・授乳期はたくさんの鉄が必要
また、思春期や成長期などで鉄を大量に必要としている時期に、栄養のバランスが偏った食事や無理なダイエットなども良くありません。

栄養不足になると、肝臓や骨髄、筋肉など体に貯蔵してある鉄(貯蔵鉄)が失われ、血液中の鉄が不足してしまうからです。

思春期以降、閉経まで生理によって鉄を大量に失うことも、鉄欠乏性貧血の原因となります。

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貧血の症状

貧血の主な症状は、めまいや立ちくらみ、頭痛、息切れ、眠気など。
顔が青白くなる場合もあります。

貧血の主な症状は、めまいや立ちくらみ、頭痛、息切れ、眠気

また、食欲不振や下痢や便秘を含め、倦怠感、疲れやすくなる、肩こり、、動悸などが起こることがあります。

特に妊娠中の女性は、いつも以上に鉄分を必要するため、十分気をつけなければなりません。

なぜなら妊娠中の貧血は、胎児にまで影響を与る可能性があるからです。

また、出産時の出血量が増える、産後の回復が遅れる、母乳の出が悪くなるなどのリスクを伴います。

子供のADHDは、妊娠中の母体の鉄不足が主な原因である

近年、発達障害をもつ子供の数が増えていますが、なかでもADHDと言われる注意欠陥障害や多動性障害といった症状が目立ちます。

専門家の医師によれば、子供のADHDは、妊娠中の母体の鉄不足が主な原因であると指摘しもあります。

鉄の吸収を高めて貧血の症状を治すおススメの食事

鉄欠乏性貧血は、ヘモグロビンを構成する必須成分である鉄が不足することによって起こります。

従って、鉄や鉄の吸収を促進する成分を含む食品を取る必要があるため、規則正しい食事を心掛ける対策が必要です。

【貧血の症状を治すおススメの食事】

(1)鉄(ヘム鉄)を多く含む食品を摂取する

鉄を多く含む食品には、肉類、魚介類、大豆製品、青菜などがあります。

中でもレバーや赤身肉など動物性食品に含まれるヘム鉄は、植物性食品に含まれる非ヘム鉄より吸収率が高いのが特徴です。

積極的に動物性食品を摂取することをおススメします。

動物性食品に含まれるヘム鉄は、植物性食品に含まれる非ヘム鉄より吸収率が高い

(2)良質のタンパク質やビタミンCを一緒に摂取する

ヘモグロビンをつくるには、鉄だけでなくタンパク質も必要です。
魚介類、肉類、卵、牛乳など、良質のタンパク質を摂取するのがベターです。

また、ビタミンCは鉄の吸収を高めるので、鉄とタンパク質を十分に摂取しておくのが良いですね。

ビタミンCは鉄の吸収を高める

(3)酸味や香辛料などを利用する

酢、香辛料などを適量に使用することによって胃酸の分泌が促進され鉄の吸収が高まります。

(4)鉄の吸収を妨げるフィチン酸、タンニン酸、リン酸塩の摂取を控える

穀類に多いフィチン酸、茶に多いタンニン酸、菓子類などに含まれるリン酸塩は、鉄の吸収を抑制するので食べ合わせに注意しましょう。

鉄の吸収をタンニン酸はお茶に含まれる

まとめ

鉄はもともと腸から吸収され難い、吸収効率が悪い物質です。

腸内環境がわるければなおさら吸収率はさがりますよね。

また、鉄欠乏性貧血だけでなく、巨赤芽球性貧血もまた食事と関係が深い貧血です。
巨赤芽球性貧血は、葉酸、ビタミンB12の欠乏によっておこります。

赤血球のもとである赤芽球の合成に障害が生じ、赤芽球が巨大化して赤血球をうまくつくれないからです。

葉酸は赤血球の合成だけでなく、胎児の正常な発育にも影響のあるビタミン

原因としては、葉酸、ビタミンB12の不足や腸内環境が整わない場合にそれらの吸収が悪くなるためです。

葉酸は赤血球の合成だけでなく、胎児の正常な発育にも影響のあるビタミンです。

貧血対策にも、健康な赤ちゃんを妊娠・出産するにもやはり腸の健康が大きな役割をもっているのですね!

それでは、今日も腸元気で健康的な日をお過ごしくだいませ!

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