健康一番!!ヘルシーワンショッピング店長の齋藤です。
このブログでは読者の皆さまのお役に立てる健康情報を厳選チェックしてお届けしております。
前回に引き続き、自律神経失調症についてお話したいと思います。
目次
自律神経失調症の原因は?
自律神経失調症は、何らかの理由で交感神経と副交感神経のバランスが乱れた結果症状が現れます。
画像引用:http://www.goo.gl/DjRyrC
主な理由を挙げると、
「ストレスに弱い体質」
「生活リズムの乱れ」
「環境の変化」
など「身体的と精神的」な要因により要素が上げられます。
●個人の性格的な原因
自律神経失調症の原因として最も影響を受ける要因は性格だと言われています。
人それぞれ様々な性格を持っていますが、細かいことにはあまりこだわらないタイプの人と、些細なことでも気にするタイプの人がいます。
自律神経失調症は後者のように神経質な性格の人で非常に起こりやすくなります。
神経質な性格の人というと、1つのことをいつまでも気にしていろいろな心配事をため込んでいって精神的ストレスを増やしていってしまいます。
ストレスに対する抵抗力というのは、その人の性格によるところが大きい訳です。
考えなくてもいいことをあれこれ考えて、自分でストレスの量を増やして、自律神経の働きを乱す人はとても多いようです。
●ストレスに弱い体質
精神的な悩みや悲しみ、驚きなどに接するたびに、感情の影響を受けやすいいわゆるストレスに弱い体質の方もいます。
感情の起伏が激しい人は、脳の大脳辺縁系の機能が乱れやすくなります。
これが視床下部にある自律神経中枢を刺激するので、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ自律神経失調症になりやすくなるのです。
精神的な問題が原因で引き起こされる重大事件が増えている根底には、昔の人に比べ、自分の気持ちをコントロールする鍛錬ができていないといえます。
多少のストレスは誰にでもありますが、大切なことはストレスをどう解消するかが、自律神経を乱さないポイントです。
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●生活のリズムの乱れ
私たちの体には、体内時計と言われる一定のリズムが備わっています。
朝に目が覚め、夜眠くなるのも、朝昼夜と空腹になるのも、すべてリズムによって繰り返されています。
具体的には「視交叉上核」(しこうさじょうかく)のことで、左右の眼の網膜から伸びた視神経が、視床の下部で交叉している所のすぐ上にあります。
この神経細胞が、光を感じると松果体に信号を送ります松果体からはメラトニンという睡眠を誘うホルモンが分泌されます。
画像引用:http://www.goo.gl/ZBWX9x
メラトニンは睡眠を促すホルモンで、体内時計に働きかけることで、覚醒と睡眠を切り替えて、自然な眠りを誘う作用があり「睡眠ホルモン」とも呼ばれています。
画像引用:http://www.goo.gl/LVRXPM
この大切なリズムが夜更かしや昼夜逆転の生活を長い間続けていると、どんどんずれていき、やがて視床下部のコントロール機能が混乱し、本来の自律神経のリズムに乱れが生じていきます。
そうすると益々不眠などの症状も出やすくなりますし、悪循環ですよね。
従って、徹夜や夜更かしの多い、昼夜逆転の生活が続いている方は注意が必要になります。
●生活環境の変化
自律神経失調症は、日常生活の変化によって起こりやすくなります。
これまで経験したことのない社会環境や人間関係にさらされることで、精神的に参ってしまい、自律神経のコントロールができなくなってしまうのです。
わかりやすい例が就職や転職などの時です。
就職するまでは学生ですので、もちろん社会的な責任感もあまりなく、人間関係でも自分と気の合う人とだけ交流を持てる選択の余地があります。
ですが就職をするとそうはいきません。
就職すれば社会人としての責任感が要求され、殆どの人が与えられた仕事に焦って気が張りつめ、いやがおうにも職場の上司やお得意先などと交流を持って人間関係に気を使わなければなりません。
「5月病」という言葉をよく耳にしますが、まさに精神的なストレスによる自律神経失調症の症状と言えます。
無理して頑張っているのですから、徐々に精神的疲労が蓄積され、自律神経のバランスはどんどん失われていきます。
従い、病気とは無縁と思われていた人が、急にダウンなんてことはそれほど珍しいことではありません。
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自律神経失調症の自分でできる改善策
●規則正しい生活
1日3食の食事、睡眠時間の確保は、自律神経のバランスが乱れることを防ぎます。
●休養時間を設ける
自分の好きな趣味に没頭したり、お風呂にゆっくり浸かって体を休めたり、音楽やアロマで心身のリラックスを図ったり、1日の生活活動の中に体をリラックスさせる時間を設けることでストレスを溜めにくくなり、自律神経失調症を予防することになります。
●体の緊張をほぐす
1日の活動でたまった体の緊張をほぐすことは、ストレス解消につながります。
深呼吸で体の緊張をほぐし、溜まったストレスは、その日のうちに解消することで自律神経失調症を予防につながります。
まとめ
以上、前回に引き続き2回に渡り「自律神経失調症」について取り上げてきましたが、人との付き合いが苦手な現代人にとって、人間関係はやっかいなもの以外の何者でもなくなってきているようです。
「上手く付き合わないと」とか「嫌われたくない」「 頑張らないと」など気負いが強すぎて、無理に環境に適応しようとする気持ちが、精神的な疲労の蓄積につながり、結果として自律神経を乱してしまいます。
自律神経失調症は、自律神経のバランスを整えれば症状を軽減することができるので、ストレスの多い現代社会において、自律神経失調症の対処法を知っておくことはとても大切です
自分のストレス状態を教えてくれる体からのサインととらえて、生活を見直すバロメーターと前向きに考えましょう!
それでは、今日も腸元気で健康的な日をお過ごしくだいませ!
腸が元気ならカラダも元気