健康一番!!ヘルシーワンショッピング店長の齋藤です。
「免疫不全」とは、免疫細胞の仕組みに何らかの障害があり、体が感染しやすい状態を示します。
「免疫不全」とは、免疫機能に何らかの障害がある状態
正常な人の場合、細菌やウイルスなどの有害物質が体内に侵入すると、免疫機能の防衛反応より抗体をつくり、異物を排除します。
画像引用:https://goo.gl/BmXsyN
しかし、免疫機能に何らかの障害があった場合、有害物質から体を守ることが出来ず感染を余儀なくされます。
このような状態が免疫不全です。
免疫不全は、先天的に免疫に欠陥がある先天性免疫不全と、病気が原因で後天的に免疫力が低下する後天的免疫不全があります。
また、障害が起こる白血球中の免疫細胞(例:好中球・マクロファージ、T細胞、B細胞)の種類により多くの疾患に分類されます。
免疫不全は何が問題なの?
免疫不全になると、免疫力が低下するため体を守るチカラも衰え、様々な有害物質へ感染しやすくなってしまいます。
身近な例でいえば、風邪に罹るとなかなか治らないなどです。
いつまでも、咳や鼻水、痰などが続いたり、発熱を繰り返します。
感染をこじらせると、肺炎、中耳炎、髄膜炎、気管支炎などの炎症を繰り返して併発し、後遺症も残りやすく、最悪死に至ることもあります。
先程、免疫不全に陥る免疫細胞によりタイプが分かれるといいましたが、T細胞の異常はウイルスやカビ、カンジタ菌などの真菌への感染が多く、B細胞や好中球の異常は細菌感染が多く見られる傾向があるようです
免疫不全の原因は?
先天性免疫不全は、遺伝的要因がその理由と考えられています。
専門家によると多くは免疫系に働くたんぱく質の遺伝子の異常です。
また、「指定難病」とされている病気です。
後天的免疫不全は、HIV感染によるエイズが有名です。
(※参照「日本の性感染症の中で免疫不全ウイルス「HIV(エイズ)」が増えている!?」)
その他にも白血病、がん=悪性腫瘍も免疫不全の原因となる可能性があります。
また、抗がん剤治療の副作用、骨髄移植や免疫抑制剤、ステロイドの使用などの医療行為が原因で感染する場合もあるとのこと。
まとめ
いかがでしょうか?
免疫不全でなくても免疫力が下がっていると健康な人では病気を起こさないようなウイルスや細菌でも感染症を起こし易くなることは事実です。
これからの寒い季節は特に、手洗い・うがいを徹底し、感染症を未然に防ぐことがポイントです。
そして、何よりも日頃から体を守るチカラである免疫力を高める健康習慣を心掛けたいですよね。
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