今年も大流行!インフルエンザA型やB型の種類やワクチンについて

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健康一番!!ヘルシーワンショッピング店長の齋藤です。
このブログでは読者の皆さまのお役に立てる健康情報をチェックしてお届けします。

先日のブログ(※インフルエンザを予防する方法は?感染・潜伏期間・症状を徹底解説!)でもお伝え致しましたが、今年に入ってインフルエンザが大流行しています。

都内のインフルエンザ警報基準を超える!

都内ではインフルエンザが大流行中です

東京都の発表によりますと「都内のインフルエンザ患者報告数は、第3週(1月15日から1月21日まで)において急速に増加し「流行警報基準」※を超えました。学校等における臨時休業措置(学級閉鎖等)の報告も前週から大幅に増加し、大きな流行となっています。」
と小中学校などがのき並み学級閉鎖となっているとのこと。


画像引用:東京都インフルエンザ流行分布マップ

さらに今年の特徴は、インフルエンザA型だけでなくB型もまた患者数が増加していることです
例年流行するインフルエンザと言えば、A型が殆どですが、定期的にB型インフルエンザも拡大する傾向があります。

確かに、今年の流行は「A香港型」とか「ソ連型:とか耳にするかと思いますが、そもそもインフルエンザの型とはいったいどのようなものなのでしょうか?

インフルエンザは3種類に分けられる

先程もお伝えした通り、インフルエンザの原因となるインフルエンザウイルスは、A型、B型、C型に大きく分類されます。

このうち、大きな流行の原因となるのはA型とB型です。

<インフルエンザの種類>

画像引用:https://goo.gl/djecPT

新型インフルエンザと呼ばれるものは基本的にA型です。

A型は、インフルエンザの中でも最も流行性の高いウイルスで世界規模の大流行のほとんどがA型です。

<インフルエンザA型の特徴>

•非常に変異しやすく多くの種類が存在
•爆発的なウイルス増殖速度を持っている

A型は上記の特徴をもっているとのこと。ちなみにソ連型や香港型や鳥インフルエンザもA型に分類されています。

一方B型は、変異しにくい性質がありA型ほど大流行しない代わりに数年間隔で定期的に流行する流行が起こるようです。

実際、今年は国内のB型の患者数が増えていると報告されています。

<今年のインフルエンザの特徴>

C型のほとんどが乳幼児期に感染を経験しますが症状が現れないことも多いので、感染に気付かず成長している場合も多いそうです。
また、一度免疫を獲得すると一度免疫を獲得すると、ほぼ一生涯免疫が持続できる為、C型インフルエンザが話題になることはごく稀です。

インフルエンザワクチンの効果

「ワクチンの接種を受けたのにインフルエンザにかかったことがある」という方や「毎年ワクチン接種受けてるけど、本当に効果があるの?」疑問視する方も多いと思います。

インフルエンザにかかる時はウイルスが口や鼻から体の中に入ってくることから始まります。

(※詳しい内容は:インフルエンザを予防する方法は?感染・潜伏期間・症状を徹底解説!

一旦、体の中に入ったウイルスは次に細胞に侵入して増殖します。この状態を「感染」といいますが、実は、ワクチンには「感染」を抑える働きはありません

インフルエンザウイルス感染後は潜伏期間となりますが、免疫力が強ければ症状が出ないまま、ウイルスは排除されることになります。
逆にウイルスが増え続けると、数日の潜伏期間を経て、発熱やのどの痛みなどのインフルエンザ症状が現れますが、この状態が「発症」と呼ばれるものです

ワクチンの働きは、あくまでも「発症を抑える効果が一定程度認められる」ということになります。

一般的にインフルエンザを発症しても1週間程度で回復します。

しかし、なかには肺炎や脳症などの重い合併症が現れ、入院する方や死亡される方もいます。

特に疾患のある方やご高齢の方ではこのように重症化する可能性が高い傾向にあるようでう。

ワクチン接種の最も大きな理由は、重症化を予防するためです。

インフルエンザワクチンでは免疫力を持続できない

インフルエンザワクチンの製造にニワトリの卵などが使われているのご存知でしたか?

瞬化中の卵にインフルエンザウイルスを注入し、ウイルスを増やします。

次に卵からウイルスを回収し、不活化して(つまり殺す)ウイルスタンパクを精製します。これがワクチンと呼ばれるもので、人体に注射するとリンパ球などが反応して「抗体」を生産します。

画像引用:https://goo.gl/c1VEKQ

但し、ワクチンで得られた免疫力は、自然感染の場合とは異なります

注射でワクチンを接種しますから「血中抗体」はできますが、つくられた「血中抗体」は、時間とともに目減りしてしまいます。

従って、ある一定の期間が過ぎるとワクチンと同じタイプが流行しても、インフルエンザ発症を防止効果をあまり期待できないことになります。

インフルエンザワクチンを毎年予防接種する理由

毎年の接種が必要とされるのは「効果の持続期間は5カ月程度と短い」「昨シーズンと今シーズンのワクチンは内容が異なる」という理由からなのです。

確かに、インフルエンザワクチンを接種すればインフルエンザの発病を阻止し、たとえかかっても症状が重くなることを防いでくれる効果があると思います。
ただし、接種すればインフルエンザに絶対にかからないというものではありません

ワクチンには、人によってはアレルギーや身体に影響のある様々な化学物質や添加物が含まれていいますので過信は禁物です。

インフルエンザにかかったのかどうかを検査するには?

インフルエンザウイルスが体内に侵入し、症状を発症するまでのいわゆる潜伏期間は通常1~2日程度と言われております。

インフルエンザの症状が出てからいわゆる検査を行うわけですが、実はあまり早すぎると本当は、インフルエンザであっても陰性になるなど正しい結果が出ないことがあるようです。

従って、検査タイミングは発熱などの症状が出た翌日の早い段階(12時間以降~48時間以内)がベストとのこと。

実際の検査は、鼻に長い綿棒を挿入し粘膜を採取して判定する方法です。

判定結果は10-15分程度でインフルエンザかどうか、また何型であるのかが分かります。

インフルエンザの治療薬は安全なのか?

インフルエンザ治療薬として最も有名なのは「タミフル」「リレンザ」です。

発病から24時間~48時間以内に服用することで効果が高い言われています。
但し、タミフルを服用した子供がその副作用により、異常行動を起こすなど大きな社会問題にもなりました。

事実、厚生労働省は下記の注意の内容とともに「緊急安全性情報」を医療機関に配布しました。

[1]10歳以上の未成年の患者においては、因果関係は不明であるものの、本剤の服用後に異常行動を発現し、転落等の事故に至った例が報告されている。このため、この年代の患者には、合併症、既往歴等からハイリスク患者と判断される場合を除いては、原則として本剤の使用を差し控えること。

[2]小児・未成年者については、万が一の事故を防止するための予防的な対応として、本剤による治療が開始された後は、

(1)異常行動の発現のおそれがあること

(2)自宅において療養を行う場合、少なくとも2日間、保護者等は小児・未成年者が一人にならないよう配慮することについて患者・家族に対し説明を行うこと。

子供の異常な行動とタミフルと因果関係について明確な結論を出すことは難ずかしいとし、タミフル服用の有無にかかわらず、異常行動はインフルエンザ自体に伴って発現する場合があると定義付けています。

やはり、小さなお子さんがインフルエンザになった場合は保護者のつねに見守ってあげるべきですね。

インフルエンザが治った!だけど学校にはいけない!?

日本全国で学級閉鎖のクラスが増えていますが、学校に通う子供がインフルエンザにかかった場合「発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日を経過するまで」の期間が出席停止となります。

子供がインフルエンザにかかった場合「発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日を経過するまで」が学校への出席停止期間です。

熱が下がって、症状が無くなってもウィルスがまだ体内に残っている場合もありますので、もう大丈夫などと自分勝手な判断しないことが必要となります。

まとめ

今回のインフルエンザ特集もいかがでしょうか?

インフルエンザにかかったら、何よりも十分な休養、水分とたっぷりの睡眠が重要となります。


それから、適切なタイミングで検査や必要に応じて病院で治療、お薬などを服用すること。

また、ワクチン注射も重症化防止になりますよね。

なお、インフルエンザの感染、発症、潜伏期間、症状などについては、インフルエンザを予防する方法は?感染・潜伏期間・症状を徹底解説にて解説しておりますので、ぜひチェックしてください。

もちろん、一番はインフルエンザを発症を未然に防ぐことです。

そのためには日ごろから免疫力を高めることを心がけることが大切ですよね。

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