低所得者や貧困家庭ほど肥満が多く不健康であるという事実!

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健康一番!!ヘルシーワンショッピング健康管理士および店長の齋藤です。

このブログでは読者の皆さまのお役に立てる健康情報を厳選チェックしてお届けしております。

最近、児童の貧困問題がよくニュースになります。

子どもの1/6が所得の低い家庭環境のため、進学を始めとする教育の機会だけでなく様々な生活面において不利になるというものです。

親の所得と子供の学力は比例する

中には小学生の時点で大学進学をあきらめてしまっている家庭もあるとか?

「親の所得と子供の学力は比例する」と言われているようです。

ただ、昔も貧乏な家庭が多かったと思います。

暮らしの中でも知恵を絞って身の丈にあった生活したし、それなりに満足していたのではないでしょうか?

特に、勉強などは自分で努力する気さえあればどうにかなるとしか思えませんよね。

低所得者や貧困家庭ほど食事の栄養バランス偏っており、より不健康である

しかし、現在において低所得者や貧困家庭ほど食事の栄養バランス偏っており、より不健康であることもまた事実のようです。

所得が低いほど食事の栄養バランスが悪い

厚生労働省が発表した平成26年度の年「国民健康・栄養調査」中で「所得と生活習慣等に関する状況」の結果が公表されています。

実施調査に回答した3,226世帯の所得を3段階に分ける

1)200 万円未満

2)200 万円以上~600 万円未満

3)600 万円以上

平成26年度の年「国民健康・栄養調査」中で「所得と生活習慣等に関する状況」の結果

それぞれの世帯員(家族)に対して、生活習慣等(食生活、運動、たばこ、飲酒、睡眠、健診、体型、歯の本数)の状況を比較した結果です。

1. 穀類摂取量は、世帯の所得が600 万円以上の世帯員に比較して、男性では200 万円未満と200~600 万円未満の世帯員で有意に多く、女性では200 万円未満の世帯員で有意に多かった。

また、野菜類及び肉類摂取量は、男女とも世帯の所得が600 万円以上の世帯員に比較して、200 万円未満と200~600 万円未満の世帯員で有意に少なかった。

2. 運動習慣のない者の割合は、男女とも有意な差はみられなかった。また、歩数の平均値は、男女とも世帯の所得が600 万円以上の世帯員に比較して、200 万円未満の世帯員で有意に少なかった。

3. 現在習慣的に喫煙している者の割合は、世帯の所得が600 万円以上の世帯員に比較して、男女とも200 万円未満と200~600 万円未満の世帯員で有意に高かった。

4. 生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者の割合は、世帯の所得が600 万円以上の世帯員に比較して、男性では200 万円未満の世帯員で有意に低く、女性では有意な差はみられなかった。

5. 睡眠による休養が充分とれていない者の割合は、男女とも有意な差はみられなかった。

6. 健診等の未受診者の割合は、世帯の所得が600 万円以上の世帯員に比較して、男性では200 万円未満と200~600 万円未満の世帯員で有意に高く、女性では200 万円未満の世帯員で有意に高かった。

7. 肥満者の割合は、男女とも世帯の所得が600 万円以上の世帯員に比較して、200 万円未満の世帯員で有意に高かった。

8. 歯の本数が20 歯未満の者の割合は、世帯の所得が600 万円以上の世帯員に比較して、男女とも200 万円未満と200~600 万円未満の世帯員で有意に高かった。

平成26年「国民健康・栄養調査結果の概要」/厚生労働省 http://www.goo.gl/1hVyua

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低所得の人ほど「穀類=炭水化物」の摂取量が多い

調査から分かるように低所得の人ほど米やパン、麺などの穀類=炭水化物の摂取量が多いということです。

逆に野菜の摂取量は低い傾向が見られます。

確かに、米やパン、麺に代表される精製された炭水化物はお手軽で安く手に入ります。

一方、野菜は季節や天候などによる変動も大きく食費に占める割合も高くなりますよね。

低所得の人ほど「穀類=炭水化物」の摂取量が多い

このように食生活に偏りがある一方、喫煙者率も低所得者のほうが高い傾向になります。

たばこ代金も値上がりしているのになぜ?と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。

結果からも分かるように所得が低くなるほど健康診断を受けない傾向があり、肥満も多いですし、歯の治療に関する関心が高額所得者と比較して薄いようです。

所得が低くなるほど健康診断を受けない傾向があり、肥満も多く、歯の治療に関する関心が薄い

お金がないから治療しに行けないという理由もあると思います。

また、自分の健康管理を上手くできない人の割合が多いということです。

一見すると、嗜好品であるタバコを嗜むお金を持っているのでであれば、食事に野菜を増やしたり、健康管理にお金を使ったほうが良いのでは?と思いますが・・・

これも以外!低所得の人は「歩かない」?

また、これも以外だったのが「歩く」ことです。

男性における結果を見てみると一日の歩数の平均値は、

・所得600万円以上~  7,592歩

・200万~600万円未満  7,606歩

・200万円未満  6,263歩

所得が低くなるにつれ歩数が減少し、600万円以上と200万円未満では一日に1,000歩以上の差がついています。

運動習慣のない者の割合に比較して、顕著な違いですよね。

所得が低くなるにつれ歩数が減少する

低所得者の5つの特徴を総括すると

本件を総括すると、

(低所得者の5つの特徴)

・炭水化物多い

・野菜少ない

・喫煙率高い

・歩かない

・健康診断受けない

その結果「肥満が多く、不健康」 という極めて自然な結果になっている印象を強く受けました。

低所得者の特徴を総括すると「肥満が多く、不健康」 という結果に

あくまで統計なので、低所得者の方もそうでない方も自分は違うという意見も多くあるかと思います。

ただ、5つの特徴は不健康になる理由として当たり前のことも多いですよね

なので、意識を変え工夫することで、所得に関係なく健康な生活習慣を十分手に入れられると思うというのが私の意見です。

それでは、今日も腸元気で健康的な日をお過ごしくだいませ!

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