健康一番!!ヘルシーワンショッピング齋藤です!
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遺伝子解析の技術革新により、健康や疾患との関わりなどが次々と明るみになっていますが、人の性格を腸内細菌が決めているという大変面白い研究結果が話題になりました。
腸内細菌は、私達の心と体の健康のために必要不可欠な存在であることは間違いないことですが「良い性格」も「悪い性格」も、腸内細菌が重要な役割をもっている可能性があるというのです。
「良い性格」も「悪い性格」も腸内細菌が決めている
神経科学と解剖学を専門とするユニヴァーシティ・カレッジ・コーク(アイルランド国立大学)のジョン・F・クライアン教授は、腸内細菌と脳内で起きる行動パターンには、明確な相関性があり、腸内細菌の移植によって性格が変わる事実を突き止めた。
クライアン教授が行った動物実験によれば、サイコ・バイオティクスと呼ぶ腸内細菌は、不安やストレスへの対応力を向上させるため、生体をリラックスさせる働きがある。
クライアン教授によると、サイコ・バイオティクスは生体の行動に影響を与える可能性がある。たとえば、腸内細菌をもたないように繁殖させたマウスは、通常の腸内細菌をもつマウスよりも、非社会的な行動が強く、他のマウスと過ごす時間も少なくなった。
このような行動への影響は、動物の糞を別の個体に移植して腸内細菌を移す糞便移植でも見られる。たとえば、不安傾向の強いマウスに大胆な性格のマウスの糞便微生物を移植すると、移植されたマウスはより社交的な行動をとるようになった。
記事引用:http://www.goo.gl/VKTqbC
良い性格と悪い性格の定義は微妙?
腸内細菌が性格を決めているとしては、どういうメカニズムになっているのかもっと知りたいですよね。
ただ、実際は良い性格と悪い性格の定義は、大まか過ぎる気がします。
「あの人は性格が良い」「あの人は性格が悪い」は昔からよく使われてきた言葉ですが、
「性格が良い例」
・素直である
・正直である
・嘘をつかない
・よく気が付く
「性格が悪い例」
・約束を守らない
・ケチである
・人の悪口を言う
など、あげればきりがないですものね。
また、お腹に関しても「腹黒い」「腹の座った人」「腹に一物」など心の中と関係性のあることわざや言い方が多いようです。
でも、よくよく考えると前述の研究結果と腸内細菌の数とリンクするように思えます。
腸内細菌のバランスで、人の性格も変わる?
さしずめ、善玉菌=性格が良い菌、悪玉菌=性格が悪い菌、そしてどちらでもない日和見菌でしょう。
善玉菌優勢であれば、健康=良い人、悪玉菌優勢であれば、不健康=悪い人という単純な図式ですが・・
性格が良い人も悪い人も、それぞれ悪いところもあり、良いところもあり、まさに腸内細菌バランスのごとく善と悪が混在しているのが人間味というところでしょうか。
そしてこのどちらでもない日和見菌も、善にも悪にもなびくことがある人の性格の微妙な”揺れる”部分とマッチングしますね。
1,000兆個とも言われる腸内細菌。
人の数だけ、顔も性格も違うし、また腸内環境も違います。
性格を決めるという腸内細菌からますます目が離せないですね!
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