健康一番!!ヘルシーワンショッピング健康管理士および店長の齋藤です。
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花粉症は、くしゃみ、鼻水、鼻詰まりを引き起す以外にも、全身を覆う皮膚にまで悪影響を及ぼすことがわかってきました。
そこで、今回はテレビのニュースなどでも話題になった花粉皮膚炎について取り上げてみたいと思います。
目次
花粉皮膚炎ってどんな症状?
スギやヒノキなどの花粉が、皮膚に接触することによって生じる皮膚の炎症を花粉皮膚炎といいます。
花粉皮膚炎は主に春先にだけ発生し、顔や首など露出している部位にでやすいのが特徴です。
通常の花粉症の症状は、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみ、咳や喉のいがいがなどが知られていますよね。
実は、肌にも大きな影響を及ぼしていて、目の周り・まぶた・ほほ・あご・首周りなどに、赤いつぶつぶや発疹など炎症を引き起します。
これが花粉皮膚炎です。
アトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患をもっている人は、花粉が原因で皮膚炎が悪化しやすくなることもあります。
花粉症ではない人も春先は肌の調子が悪くなりがち
花粉症の自覚がない人でも、春先は肌の調子が悪くなったり肌が敏感になったりすることがありませんか?
肌荒れによる肌の赤みやかゆみといった症状も花粉症の症状のひとつだということは、意外と知られていないようです。
皮膚は体内からの水分の蒸発を防ぎ、体の外からの異物侵入を防ぐバリア機能を担っています。
国内の化粧品会社が行った敏感肌に関するアンケートによると、お肌トラブル症状としてこの時期に最も回答が多かったのが「かゆみ」だったとのこと。
お肌のかゆみは、花粉症の一般症状であるくしゃみや鼻水、鼻づまりなどの症状といっしょだといわれてもピンときませんよね。
しかし、自覚症状がないうちに知らず知らずのうちに皮膚も花粉の影響を受けているということが多いのです。
花粉皮膚炎は肌のバリア機能低下により引き起こる
花粉皮膚炎は肌のバリア機能低下により、花粉やアレルギーを引き起こすもとになるアレルゲンが皮膚に侵入するのを防げなくなることが原因です。
乾燥した状態の肌は、表面が傷付き角質層のめくれあがりなどが起こっており、 外からの刺激を受けやすくなっている状態なので、花粉皮膚炎にかかりやすくなっています。
画像引用:https://goo.gl/XVNMwn
特に、目の下、まぶたなど目の周辺は無意識にこすってしまうため肌が炎症を起こしやすくなります。
また、普段敏感肌でない人も、春先は乾燥の厳しい冬を過ごした春先の肌はデリケートな状態になので、注意が必要です。
皮膚に花粉が付着
↓
肌のバリア機能低下
↓
皮膚内に浸透する
↓
かゆみなどで目の周りをこする
↓
弱く敏感な皮膚が傷つく
↓
花粉皮膚炎発症
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花粉から肌を守る予防策は?
花粉を肌に直接触れさせないのが一番の対策ですが、完全にガードすることは日常生活においてなかなか難しいですよね。
従って、外出時はマスク、帽子、めがねを着用し、肌に花粉が触れないように工夫しましょう。
また、花粉を屋内に持ち込まないように帰宅時に衣服についた花粉をよく払うなども有効です。
以前に比べて花粉症対策のマスクをされている方が増えています。
また、直接口から吸いこまないためにも鼻呼吸を心掛けましょう。
保湿や加湿で肌のバリア機能の低下を防ぐ
先程もお伝えしたように皮膚にはもともと異物の侵入を阻止するバリア機能が備わっています。
バリア機能とは、肌表面存在する極薄の角質層が肌を乾燥と外部の刺激から守る役割を示します。
しかし、多くの花粉などにさらされると肌が乾燥し、外部刺激を受けやすくなるためバリア機能が低下してしまいます。
バリア機能が低下すると肌から花粉などの異物が入りやすくなり、そのために免疫反応によりかゆみや湿疹などの症状が出てしまいます。
冬や春先の肌はただでさえ乾燥しているため、炎症がさらに悪化してしまうことになります。
従って、保湿や加湿をこまめに行うことがやはり必要となります。
肌の炎症を内側から抑えるには免疫力がカギ
しかし、対処療法には限界がありますので、根本的な解決方法を探す必要があります。
なので、最終的には花粉が多く飛んできても全く気にならないぐらいになるのが目標ですよね。
結局、アレルギー反応をつきつめれば体の炎症作用になります。
その炎症を抑えるためには、やはり免疫力がカギを握ります。
免疫バランスを整えるためには、まずは免疫細胞が多く集中する腸を元気にする必要があります。
従って、体の基本である腸内環境を改善することが花粉皮膚炎にもやはり有効なのですね!
それでは、今日も腸元気で健康的な日をお過ごしくだいませ!
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