健康一番!!ヘルシーワンショッピング店長の齋藤です。
気温が下がり体調を崩しやすいこの時期から例年流行するのが、マイコプラズマ肺炎です。
小さなお子さんや小学生の子供をお持ちの親御さんならば聞いたこと有ると思います。
マイコプラズマ肺炎の感染者の多くが子供なのですが、大人でも注意が必要なのは言うまでもありませんね。
マイコプラズマ肺炎の症状とは?
マイコプラズマ肺炎は、その名の通り「肺炎マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae )」という細菌が肺に感染することが原因で発症します。
<肺炎マイコプラズの電子顕微鏡写真>
画像引用:https://goo.gl/G57Zaf
2~4週間ぐらいの潜伏期間を経て、初期症状として倦怠感、頭痛なども伴います。そして、乾いたような咳と発熱が継続的に続くのが特徴です。
熱が下がってからも数週間と長い間、咳が出続けることがあります。
風邪の症状にも似ているので、病院で見てもらっても呼吸音に異常がなく、外見だけではわかりにくい肺炎なのだとのこと。
画像引用:https://goo.gl/GSGtKk
感染者の多くは、幼児~中学生ぐらいの学童年齢が締めており、大人は少ないですが、免疫力が低下したままだと何度で掛かってしまうのも厄介ですよね。
そのままにしておくと気管支喘息、中耳炎、副鼻腔炎を併発することがありますので、小さなお子さんをお持ちの方は注意が必要です。
マイコプラズマ肺炎の原因と感染ルートは?
マイコプラズマ肺炎の原因は、肺炎マイコプラズマに感染した人の咳やくしゃみなどの飛沫や細菌が付着したところを触るなどの接触により感染します。
感染ルートとしては、やはり学校や職場など集団で限られた空間で集団で長時間過ごすような環境おいて広がりを見せます。
<マイコプラズマ肺炎感染の原因>
画像引用:https://goo.gl/G57Zaf
そして、肺炎マイコプラズマ細菌が肺に付着することで免疫を刺激し、それにより免疫が過剰に反応することで乾いた咳や発熱の発症につながるとのこと。
また専門家によれば、マイコプラズマ肺炎は、感染力という意味では一般の細菌性肺炎と違って重症化することも少ないのが特徴とのことです。
但し油断は禁物で、ペニシリンなどの従来の抗菌薬が効かない耐性菌を持つ場合も多く、その場合は感染が拡大するだけでなく、症状が長引くことも指摘されています。
子供だけでなく大人も感染する?
学校に通う子供たちに感染して、家庭に持ち込んむことで2次感染を起こす場合も多く見られます。
実際、マイコプラズマに限らず、寒くなると細菌やウイルスの動きが活発化してきます。
湿度が少なくなると空気中が乾き細菌などが飛びやすくなりますし、気温の低下により生存率が増すのも一因です。
特にお年寄りの方がいるご家庭は気を付けたいですよね。
子供は気管支炎などの症状にとどまり、軽症で済むものの、逆に大人は肺炎を起こしやすい傾向にあるとのこと。
前述に通り、従来の抗菌薬が効かない耐性菌の影響を指摘されており、重症化すると中耳炎や無菌性髄膜炎、脳炎などの合併症を併発する可能性もあるようです。
マイコプラズマ肺炎の治療法と予防法は?
マイコプラズマ肺炎の治療法としては、抗生物質、抗生剤などの抗菌薬を使った治療が一般的なようです。
但し、テトラサイクリン系抗菌薬は小さな子供が飲むと永久歯が茶色く変色することがありますので注意が必要です。
文章引用:https://goo.gl/Ay4M8a 国立感染症研究所
また、マイコプラズマ肺炎もノロウイルスやインフルエンザなどと同様にこれをすれば必ず防げるという完璧な予防法はありません。
また、予防できるワクチンなども現状存在しません。
なので、外出先から帰ったら「手洗い」「うがい」を徹底しましょう!
もちろん、感染が疑わしい人やその症状がある人と必要以上に接触しないようにすること。
そして何より、普段から免疫力を高めて、細菌に負けない健康的な体つくりを心がけたいですよね!
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