健康一番!!ヘルシーワンショッピング健康管理士および店長の齋藤です。
このブログでは読者の皆さまのお役に立てる健康情報を厳選チェックしてお届けしております。
先日、子供の便秘を心配するママさんよりご相談を受けました。
幼稚園に通う5才の娘さんが結構な便秘症、今は酸化マグネシウムやお薬などを使って出すことが多いとのこと。
わりとしょっちゅう浣腸を使って無理やり出していて、来年の春からは小学校に入学するので、薬に頼らないように子供の便秘を治したいという悩みをお持ちでした。
実は、立て続けにお子さんの便秘お話を伺って、改めて悩んでいるご家庭が多いことを実感しました。
そこで、今回は、子供の便秘を解消するためのおすすめの対策についてお話ししたいと思います。
目次
便秘は大人だけでなく子供にも起こる
便秘は大人だけでなく小学生のような子供にも起こります。
インターネット調査では、小学生の約2割が便秘との報告もありました。
学校で、お腹が痛くなっても恥ずかしくてなかなかトイレに入りずらく、我慢をするとそれが慢性化してしまうケースもあります。
一度、固くなって排便が困難になるといきみすぎて、肛門が切れて血が出たりする場合も。
小さな子供には辛いですよね。
しかもその痛い経験がトラウマになって、便をするのを我慢するようになってしまいます。
結局、薬や浣腸で無理やり出しても、腸のせんどう運動自体が弱いため、
腸の活動が悪い ⇒ 便秘する ⇒ 排便嫌がる ⇒ 浣腸で無理やり出す
を繰り返すことになってしまいます。
子供の便秘の主な症状
【子供の便秘の症状】
・硬い便のため肛門が切れてしまう
・トイレで排便することを嫌がる
・トイレでの排便時間が長い
・食欲がなくなる
・臭いおならが頻繁にでる
・お腹が痛いということが多い
・アレルギーやアトピーがある
子どものころに慢性便秘症になると、4人に1人が成人後も症状が続くという調査データもあるようです。
根本的には、腸自体の健康が改善されないことにはなかなか自然なお通じを行うことは難しくなってしまいます。

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水分がなくなった小さいコロコロ便は腸内環境悪化の赤信号!
ちなみに、便の健康状態を図るために大事な要素となるのが、便の形状です。
<便の形状がわかるブリストルスケール>
小さいコロコロの便は、腸内環境悪化の赤信号です。
この硬い便は、水分が50%以下でもっとも悪い便です。
便秘が続くと、どんどん水分が吸収されて便が固くなり、さらに便秘がひどくなるという悪循環がおこります。
腹痛やお腹の張りが繰り替えしておこり、その結果イライラ、食欲不振、ひどいと吐くなどの症状が出てしまうことも。
大人でも不快感が多いにの、幼稚園や小学校などの小さなお子さんだと自分で感情をコントロールできずかわいそうですよね。
便秘が続くと、腸内環境が悪化し悪玉菌が増えて、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が劣勢の状態になってしまいます。
また便秘は、腸内環境の悪化による肌荒れやニキビ、吹き出物などの症状の他に、アレルギーやアトピーなどの他の病気との関連性も高いことがわかっています。
排便の際に浣腸を使うメリットデメリット
小さなお子さんや小学生向けの浣腸もたくさん市販されていますよね。
便秘に即効性がありますし、手軽に使えるメリットがあります。
クリニックや薬剤師の先生に伺うと浣腸は副作用はないとのことですが、自力で排便する力が弱くなる可能性が不安材料です。
もちろん、便秘で便を腸内に溜めることはデメリットしかありませんので、浣腸を使ってでも便を排出した方が良いのは事実です。
ただ、嫌がる子供も多いので、できれば使いたくないのが本音ですよね。
毎回浣腸にたよった排便をしていると、自力で排便する力が弱くなり、大人になっても便秘で悩み続けることにもなりかねません。
この先もずっと便秘が続くと思うと、下剤や浣腸などの薬に頼らなくていいようにしたいのがお母さまの願いだと思います。
便秘で悩むお子さんへのおすすめの解消方法
そこで、便秘を解消するおススメの方法をいくつか紹介したいと思います。
簡単な方法なので便秘で悩むお子さんをお持ちの方は試してみてください。
水分をしっかりとる
朝コップ1杯のお水をしっかり取るようにさせてください。
できれば寝る前にも!
便秘で悩むお子さんの話を伺うと、水分補給が足りていないことが多いようです。
水分の摂取量が少ないと便が硬くなりがちです。
目覚めの水分補給は、体や腸を活発に動かすのにもってこいです。
なので、朝にお水飲むことを習慣化させることが良いと思います。
朝食はしっかり取る!食物繊維や発酵食品を多めに
朝の食事を抜くのも禁物です。
朝食を取らないもしくはほとんど食べない子供は、便秘になる可能性も高まります。
できれば、豆類、ごぼう、きのこ類、いも類、などの不溶性食物繊維を取るのが良いですよね。
不溶性食物繊維は、腸のぜんどう運動を盛んにする役目があり、便のカサを増す効果もあります。それによって排便を促進させることが期待できますよ。
さらに、みそ、納豆、漬物など発酵食品も乳酸菌を多く含みお腹に良いですよね。

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睡眠は大切!早寝早起きを心掛ける
便秘のお子さんの多くは、寝不足であったり、睡眠が足りていなかったりする場合も多く見られます。
なかなか起きれなくて、朝食も取らないしトイレに行く時間もないなんて最悪ですよね。
朝の時間は、排便のゴールデンタイムです。
トイレで排便して、しっかり余裕をもって学校へ行くためにも、朝きちんと起きれるように早寝早起きは基本中の基本ですね。
腸を動きやすくするように運動をする
ゲームやスマホに夢中で外で遊ばない子が多いと聞きますが、適度な運動は腸の活動を活発化させてくれます。
できれば外に連れ出して公園などで遊ばせてあげることが大切です。
運動により子供の筋肉が鍛えられ、排便の力を増すことがわかっています。
お腹を冷やさないようにする
お腹が冷えると腸の血流が低下し、血行も悪くなりがちです。
すると腸のせんどう運動能力も低下し、便を押し出すだすの力も弱まってしまいます。
ただでさえ、便を押し出す力が弱い子供なのでなおさら良くないですよね。
なので、寒い冬場などは腹巻などを使って積極的にお腹を温めるようにしましょう。
お腹の周辺は、免疫細胞が集まる場所でもあります。
しっかり温めて、腸も体も元気な状態にしておくと良いですよね。
お腹のマッサージを行う
腸を適度に刺激するお腹のマッサージも便秘には効果的です。
子供を仰向けに寝せておへその周りを「の」の字を描くように手でゆっくりマッサージします。できれば20-30回ぐらい毎日マッサージすると良いでしょう。
直接肌に手をふれなくてもシャツの上からでも大丈夫です。
その際は、あまり強く押しすぎいようにしましょうね!
明日の朝、便がたくさん出ますようにとお子さんに語りかけながらマッサージしてあげると良いですよね。
乳酸菌やオリゴ糖などを摂取する
善玉菌の栄養素になる乳酸菌やオリゴ糖をできればたくさん摂取することが、善玉菌を元気にして腸内環境を改善することに役立ちます。
ヨーグルトも良いですが、残念ながら乳酸菌の量が圧倒的に足りません。
また、基本的には冷たい乳製品なので摂り過ぎるとお腹を冷やすことになります。
逆に腸の機能を低下させてしまうことがあります。
乳酸菌などは食事からとるのがベターですが、足りないなと思った場合はサプリなどで補うようにすると良いと思います。
便秘改善は短期間では難しい!ある程度時間が必要
子供の便秘対策いかがでしたか?
腸内環境改善し、便秘を解消するには、ある程度時間が必要です。
大人にも子供にも言える事ですが、ある日突然便が出にくくなるのではなく徐々に腸内環境が悪化していく結果、便秘になるわけです。
当然、改善するにも期間がかかりますよね。
腸内環境は日々変化しています。善玉菌と悪玉菌の勢力争いが毎日起こっています。
ただ、子供の腸内は若いので良くなるスピードも速いです。
このブログに上げたおススメの改善策などを試して頂きながら、子供にとって良い排便習慣を考え実施頂けると嬉しいですね。
ちなみに、ブログでも書きましたが、意外に効果があるのが和式トイレでするような腰を落とす排便スタイルを取り入れることです。
我が家でも、洋式トイレでステップ台の上に足を乗せてお尻を落とすようにしたところスッキリ感が増したと好評です。
和式トイレは、排便の時間も短くなりますし、体の構造的にも理になかった方法です。
気になる方は、以下の「排便時間が短くて便秘解消に効果あるのは洋式トイレ?和式トイレ?」も読んでみてください。
それでは、今日も腸元気で健康的な日をお過ごしくだいませ!
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