日本の性感染症の中で免疫不全ウイルス「HIV(エイズ)」が増えている!?

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健康一番!!ヘルシーワンショッピング店長の齋藤です。
このブログでは読者の皆さまのお役に立てる健康情報をチェックしてお届けします。

今回は、増加を続ける免疫不全ウイルス「HIV(エイズ)」についてです。

増えている国内エイズ感染の現状

HIV(ヒト免疫不全ウイルス)の感染者は「症状のないキャリア」か「このウイルスによって発症している患者」のどちらかとされ、前者を「HIV感染者」、後者を「エイズ(AIDS=後天性免疫不全症候群)患者」と一般的に呼びます。

厚生労働省の調べによると新たにHIV感染者、あるいはエイズ患者として報告された人は、毎年増加しています。

2014年はその累計がHIV感染者16,903人、エイズ(AIDS)患者7,658人となり、新規HIV感染者数も年間1,000人以上ずつ連続で増加しているとのこと。

日本のHIV感染者・エイズ患者報告数累計推移

日本のHIV感染者・エイズ患者報告数累計推移

画像引用:https://goo.gl/6AwH3R 世界エイズ研究予防財団

また、男性が感染者の95%を占めており、感染ルートは同性間での性的接触が全体の6割以上に達したと報告されております。

ただ、この数字はあくまでも公表されている数字であり、自分が感染していると気がついていない感染者を合わせるとHIV感染者は5倍~10倍になるのではないかとの専門家は推測しています。

しかも残念なことに、先進国の中で日本だけがHIVの患者数が増えているのです

エイズとはどんな症状?

エイズとは、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染して起こる病気で、感染すると身体を病気から守る免疫システムが破壊されて、身体の免疫力が低下し、様々な感染症や悪性腫瘍にかかってしまうものです。

エイズとは、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染して起こる病気です

HIVに感染しても、すぐには症状が現れません。

しかし、症状がないにもかかわらず、性行為などによって他人にうつる状態にある期間が長く続きます。

この期間を潜伏期間といい、短くて6カ月位から長い場合は15年以上の場合もあります。

初めはほとんど無症状ですが、免疫力が落ちてくると、発熱(38度以上)・咽頭痛・頸部リンパ節腫脹・不特定の発疹・下痢・倦怠感(けんたいかん)・体重減少など様々な症状がでてきます。

HIVに感染しても、すぐには症状が現れません
また、日本では、カリニ肺炎が多いため、発熱、咳、痰(たん)、息切れなどの呼吸症状が最も多くみられます。

これらは、感冒様ないし伝染性単核球症様といわれ、HIV感染特有なものではありませんので、HIVウイルスに感染したかどうかをそれで判断することはできません。

この急性感染症状は、HIVに感染した人の20~40%にみられると報告されていますが、実際にはほとんどの人は気づいていないとのこと。

早期発見、早期治療がとても大切

治療法は近年めざましく進歩しており、完全なウイルスの排除はまだできないものの、エイズの発症をおさえる薬は開発されています。

従って、早期発見、早期治療がとても大切です。

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HIVはどのようにして感染するの?

[1]性行為による感染

性行為による感染は最も多い感染ルートです

性器、肛門、口などの粘膜や傷口からHIVウイルスが血液内に入って感染します。
厚生労働省の調べによると男性同士の同性間での性的接触が全体の6~7割と圧倒的に一番多いようです。

HIVは男性同士の同性間での性行為による感染が最も多い

ちなみにコンドームを使用するのが一番の予防法です。

[2]注射器や注射針の使いまわしによる感染

麻薬や覚せい剤のまわし打ちで感染する可能性は非常に高いです。

[3]母子感染

母親から子供へ、妊娠中の胎盤感染や出産や授乳での感染の可能性があります。

[4]輸血による感染

現在、献血時の血液検査において、完全にHIVウイルスを排除するのは難しく、可能性は低いもののすり抜けて混入する可能性がゼロではありません。

新規HIV感染者の感染経路別内訳

新規HIV感染者の感染経路別内訳
画像引用:厚生労働省エイズ動向委員会

他の性感染症にも要注意

「性感染症」とは性行為により感染する病気のことです。

クラミジアなど、他の性感染症感染しているとHIVウイルスの感染率は3~5倍増加します。

HIVじゃないから大丈夫・・・という考えはとても危険です。

病状の進行はどうなるの?

[1]HIV感染

HIV(エイズ)に感染してもほとんどの場合自覚症状がありません。
感染から数週間たって一時的な風邪様症状(発熱・関節痛・リンパ節腫脹) が出現することがあります。

[2]無症状性キャリア

感染していても無症状の時期が5~15年(平均10年)続きます。
感染者のからだのなかでは、HIVの増殖とヘルパーT細胞の破壊がゆっくり進行しています。
ここでも自覚症状はありませんが、徐々に免疫機能が低下していきます

[3]エイズ関連症候群

この病期はむしろ前エイズ状態にあると解釈され、比較的短期間にエイズへ進展すると言われています。
免疫力低下のため発熱・下痢・リンパ節腫脹や体重減少などの全身症状が出てきます。
この時期を通過せずにHIV(エイズ)に進行する場合もあります。

[4]エイズ症状

エイズにみられる症状は、HIV感染による直接の症状、日和見感染、悪性腫瘍、神経障害などが発症するとエイズと診断されます。

かつては発症後、平均3~5年で大半の人が死亡するといわれていました。

HIVの治療は一生つづく?

前述のようにエイズ(AIDS)発症前にHIV感染を発見できれば、エイズ発症を予防できるような対処方法も確立されつつあるようです。

専門家の話によれば、不治の病と言われていたエイズも様々な抗HIV薬や治療法などが開発されて、感染拡大の抑制につながっているとのこと。

ただし、長期治療による薬の副作用や慢性的な合併症の問題などのリスクもあるのが現状のようです。

そういう意味でHIVの治療は一生つづくものです。

HIVに万が一感染してしまった場合には身体の中のエイズウイルスを抑え続け、免疫力を高めて、その状態出来るだけ維持していくことが大切なのですね。

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