リンパって結局なに?意外としらない免疫力とリンパの関係について

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健康一番!!ヘルシーワンショッピング健康管理士および店長の齋藤です。
このブログでは読者の皆さまのお役に立てる健康情報を厳選チェックしてお届けしております。

リンパ腺とかリンパマッサージという言葉を耳にするかと思いますが、いったいリンパとは、どういうものなのでしょうか?

簡単に言えば、血液が流れる血管は、全身の細胞へ酸素や栄養を運ぶ役割です

一方、リンパ液が流れるリンパ管は、全身の細胞から老廃物や古い細胞、病原菌などをを排除する排泄機能と免疫機能の2つの役割を持っています。

リンパ管を流れるリンパ液

体の中にはリンパ管という細い管があり、全身に分布しいています。
また、その中をリンパ液が流れています。

リンパ液は毛細血管から出た血漿がリンパ管に侵み出したもので、成分は血漿とほぽ同じで90%が水分です。

但し、血液と違って赤血球や血小板などを含みません。

リンパ液は毛細血管から出た血漿がリンパ管に侵み出したもので、リンパ液には顆粒球、単球、リンパ球などの白血球が含まれます

リンパ液には顆粒球、単球、リンパ球などの白血球が含まれます。
白血球の中のリンパ球の割合は約25%を占めており、リンパ液にはリンパ球が数多く集中しています。

他にもたんぱく質やブドウ糖、塩類などが含まれています。

リンパ球は血管とリンパ管を自由に移動

白血球の一種であるリンパ球は、血管内とリンパ管内を自由に移動し、免疫担当細胞として重要な働きを担っています

リンパ球もまた血液が造血されるのと同様に骨髄の中の幹細胞という場所で作られます。

多くのリンパ球を含むリンパ液の役割は、古くなった細胞や老廃物、病原体、がん細胞、腸管で吸収された脂肪など回収して、リンパ管を通して運ぶことです。

リンパ液が流れるリンパ管は、全身の細胞から老廃物や古い細胞、病原菌などをを排除する排泄機能と免疫機能の2つの役割を持っています

そして、リンパ液は、リンパ管から静脈血管に入り、心臓、動脈を流れた後、毛細血管から再び浸みだして出て、リンパ管に戻るという循環をします。

血液と違い、ゆっくりと体を巡回する一日のリンパ液量は約2~4リットルと言われています。

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●全身に分布するリンパ管

全身に分布するリンパ管の図
画像引用:http://www.goo.gl/Kn1gR4

リンパ節は体を守ってくれる免疫の大切な場所

リンパ管のところどころにソラマメ状の大きさのリンパ節(リンパ腺)があります。

リンパ節(リンパ腺)は、リンパの排泄機能と免疫機能の役目を持っています。

その数は 全身に400~800個程度あり、頸部・腋窩部・腹部・骨盤部・鼠径部に集中しており、中でも半数以上が腸周辺に存在しています

リンパ節

リンパ節は体を守ってくれる免疫の大切な場所です画像引用:http://www.goo.gl/EmBxBr

①リンパ液に入った細菌や異物を濾過、除去するなど排泄機能と免疫機能
②リンパ細胞内で新しいリンパ球を蓄え、免疫抗体を産生する

風邪を引いた時など、リンパ腺が腫れることなど経験あるかと思います。

これは、リンパ液内のリンパ球たちが体を守るために細菌との闘うことでリンパ節が炎症を起こした結果、腫れてしまうのです。

このようにリンパ節は様々な害的や異物、がんなどに対して体を守る免疫機能の重要な要として日々闘ってくれているのです。

リンパ管・リンパ節のおもな病気

リンパ節炎

風邪の症状は熱、頭痛、鼻水、咳などがありますが、喉の奥が腫れて痛む咽頭炎や扁桃炎を伴う場合には、喉に近い後頭部の下、耳下腺、首周りの頚部が腫れることがあります。

風邪のウイルスとリンパ球の戦いによりリンパ節が炎症を起こす

原因は、風邪のウイルス感染に伴う急性化膿性リンパ節炎です。
前述のように、風邪のウイルスとリンパ球の戦いにより、リンパ節が炎症を起こして腫れてしまうことにより発症します。

リンパ浮腫

組織液がリンパ管の回収容量を超えて溜まった状態を水腫といいます。また、この水腫が皮下に起こった場合を浮腫と呼びます。

がん治療後に出現する二次性リンパ浮腫とよばれるものもあります。

但し、一般に言われる足のむくみの多くはリンパの病気ではなく、足の静脈の血流が滞って引き起こされています。

長時間同じ姿勢を続けるなどもその理由となります。

一般に言われる足のむくみの多くはリンパの病気ではなく足の血流が滞って引き起こされる

他に、運動不足、冷血行不良、生活習慣、睡眠不足、疲労、食生活もむくみの原因となることがあります。

但し、病気や自覚症状がないのに急に手足のむくみが起こってくることがあります。静脈やリンパ管炎症が関係していたり、心臓、腎臓、肝臓などの病気が原因の場合も多いので注意が必要です。

悪性リンパ腫

悪性リンパ腫とは血液がんの一種で、本来体を守る働きをするリンパ球が増え続けて腫瘍になり、がん化したものです。

悪性リンパ腫の初期には、腫れ・こぶなど自覚症状があまりないことが多いため、早期発見がされにくい病気の一つです。

悪性リンパ腫の初期には、腫れ・こぶなど自覚症状があまりない

また、リンパ組織は全身にあるため、全身の部位で発生する可能性があります。

悪性リンパ腫の原因は、ウイルスや細菌、自己免疫疾患が予想されますが、明らかにされておりません。

心当たりのある方はお近くの血液内科などで検査されることをお勧め致します。

それでは、今日も腸元気で健康的な日をお過ごしくだいませ!

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