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シェーグレン症候群とはどんな病気?
一般の方には聞きなれないこの「シェーグレン症候群」という病気は、自己免疫疾患ひとつです。
特徴的なのが40代から60代の中高年女性に多く、目の乾燥(ドライアイ)や口の乾燥(ドライマウス)といった乾燥症状ですが、関節痛を含め、体全体にその症状がみられる場合があります。
関節リウマチの悩みを抱えている方の約20%に続発性シェーグレン症候群があることが報告されています。国内では潜在患者数を含め10万~50万人の方がいらっしゃると想定されています。
自己免疫疾患は、本来ひとりひとりが体を守るために持っている免疫機能に異常が起こり、本来異物ではなく攻撃すべきでない自分自身の細胞を傷付けてしまうものです。
シェーグレン症候群は、免疫異常による病気ではありますが明らかな原因は特定されておらず、潰瘍性大腸炎やパーキンソン病、クローン病などと同様に指定難病である特定疾患です。
画像引用:http://goo.gl/n9O9Fj
以前、歌手でタレントの和田アキ子さんも「シェーグレン症候群」であることをラジオで明かされ「常に水がないと生きていけない」と芸能活動も満身創痍の中で行われていること告白されていましたね。
Yahoo!ニュースにも取り上げられ、非常に話題となりました。
シェーグレン症候群の原因はわからない?
ただ、残念ながらシェーグレン症候群の根本原因は分っていないようです。
自己免疫疾患自体はは、自分の身体の害のないに対して異常な免疫反応を起こすものです。
シェーグレン症候群の場合には目では涙腺を攻撃して涙の分泌を阻害し目を乾燥させ、口では唾液腺を攻撃し唾液の分泌を阻害し、口内を乾燥させるわけです。
その他に鼻、皮膚、関節、陰部(膣)などの体全体の分泌腺がリンパ球に攻撃され乾いてしまいます。
シェーグレン症候群は、女性の割合が圧倒的に多いため、遺伝的要因、ウイルス、免疫異常の他に女性ホルモンが何らかの影響を与えているとの見解が一般的です。
女性の更年期と重なることから更年期障害による乾燥症状と診断されていますケースも多いようです。 ただ、どれか一つの原因というよりも様々な要因が複雑に絡み合い発症するものと考えられています。
シェーグレン症候群の具体的な症状は?
引用:http://goo.gl/YVaFsZ
○目の乾燥(ドライアイ)
・涙が出ない
・目がかゆい
・目が痛い
・目が疲れる
・物がよくみえない
・眩しい
・目やにが溜まりやすい
○口の乾燥(ドライマウス)
・口が渇く
・唾液が出ない
・食べ物がうまく飲み込めない
・味がよくわからない
・唾液がでないため虫歯が増える
・口内が痛む
○鼻腔の乾燥
・鼻が渇く
・鼻の中にかさぶたが出来る
・鼻内に出血がある
○その他
・関節痛
・膣乾燥症
・唾液腺の腫れと痛み
・肌荒れ
・頻尿
・アレルギー
・疲労感
・記憶力低下
・頭痛、めまい
・集中力の低下
・うつ
シェーグレン症候群は治療で治る?
日常生活で気をつけること6つ
・規則正しい生活
・十分な睡眠
・バランスの取れた食生活
・肉体的、精神的ストレスをさける
・適度な運動
・定期的な健診
現状では根本的にシェーグレン症候群を治癒させることは出来ません。原因が特定できないため、対処的な治療がメインとなっています。
しかし、専門家の意見によると、シェーグレン症候群自体は命に係わるような重篤なものでなく、治療により症状を最小限に抑えることができる病気とのこと。
他の自己免疫疾患同様にステロイドや免疫抑制剤などによる治療もおこなわれているようです。
当然、先程示したようなすぺての症状が現れるわけでもありません。
ただ、目や口や鼻の乾燥や関節痛は症状が悪くなると日常生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)が低下することになりますので、日頃から体の調子を整え免疫バランスをうまくコントロールしていく習慣が必要になりますね。
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