健康一番!!ヘルシーワンショッピング店長の齋藤です。
このブログでは読者の皆さまのお役に立てる健康情報をチェックしてお届けします。
今回は、「カンジタ菌」についてです。
免疫力が低下するとカンジタ菌が増殖する!
カンジダ菌は真菌(カビ)の一種で、元来は人の口内や皮膚、腸内および女性の膣内に普通に生息する常在菌です。
画像引用:http://www.goo.gl/HsQk82
よく勘違いされがちですが、カンジダ菌による症状は女性に限ったものではなく、どの人にも存在します。
また通常は、特に何かをする菌でありませんが、健康状態により大きく変わります。
カンジタ菌は様々な病気と関わっており、風邪や疲労、ストレスなど体調が悪いときなど免疫力が低下してくるとカンジタ菌が増殖し、悪さを始めるのです。
最近の研究ではカンジタ菌は様々な疾患に関係していることが分かってきています。(※参考:腸管に穴が開く「リーキーガット症候群」とは!? )
中でも「膣カンジダ」は女性特有の症状で、デリケートな悩みですよね。
腟カンジダの症状には、以下のものなどがあります。
・腟のかゆみ
・おりもの
・腟の痛みや発疹
・性交時の痛み
カンジダ菌の主な感染経路は?
カンジダ菌の主な感染経路は、実は自己感染なのです。
前述のようにカンジダ菌はどの人にも存在する常在菌です。
従って、もともと体内にいるカンジダ菌の増殖によって引き起こされる様々な症状のほとんどは、日常生活による免疫機能の低下が大きな要因です。
・風邪
・疲労
・ストレス
・抗生物質
・ステロイド
・ホルモンの変化
・妊娠
・糖尿病
・他の疾患
膣カンジタというと、SEXなど性交渉によるものと思われがちですが、実際にカンジダ菌の感染は少ないようです。
ただ、やはり免疫力が低下しているときは感染確率が高まるといわれています。
薬剤による腸内細菌バランスの乱れにも注意
抗生物質などの薬剤によりカンジダ菌の増殖を一時的に抑えることは可能です。
しかし、抗生物質は腸内細菌の中の善玉菌なども一緒に除去してしまいます。
ご存じの通り、乳酸菌を代表とする善玉菌は、有害物質などから体を守る役目があり、免疫機能に大きな影響を与えています。
従って、抗生物質などの薬剤でカンジダ菌のみならず、健康にとって有益な善玉菌までも失うことでより一層の免疫力ダウンにつながりかねません。
症状によってはもちろんお薬が必要な場合もありますが、抗生物質などの薬剤の使用については専門家の指導のもと実施すべきです。
カンジダ菌の増殖を抑えるには?
カンジタ菌の繁殖を抑えるためにはまずは腸内環境を整え、腸の働きを良くしてあげることがポイントになります。
なぜ腸かと言えば、再三再四お伝えしていますように体内の免疫細胞の70%は「腸」に集中しているからです。
ですので、腸内環境を整えて、腸内細菌の中でも善玉菌を元気にしてあげることが免疫力を高めることにつながり、その結果カンジダ菌の増殖を抑えることに役立つのです。
善玉菌を増やすおススメの方法としては、質の高い、より多くの乳酸菌を摂取してあげること。
また、発酵食品の代表である味噌や醤油、漬物またはヨーグルトや乳酸菌飲料なども腸内細菌の栄養になるので良いですよね。
毎日の食生活に積極的に乳酸菌などを取り入れて、カンジタ菌が悪さをしないように免疫力を維持することに努めたいですよね。
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