健康一番!!ヘルシーワンショッピング店長の齋藤です。
このブログでは読者の皆さまのお役に立てる健康情報をチェックしてお届けします。
さて、みなさんは「リーキーガット症候群」という名前をご存じでしょうか?
たぶん耳慣れないことばだと思いますが、今この「リーキーガット症候群」が私たちの健康を脅かす大きな問題になりつつあるのです。
リーキーガット症候群とは?
リーキーガット症候群は、英語で「Leaky Gut Syndrome」といい、腸管浸漏症候群のことを指します。
口から入れた食べ物や飲みものは消化・分解され、腸から吸収されます。
腸内にある腸壁は数多くの絨毛で覆われており、その絨毛のひとつひとつの中に腸壁細胞が存在しますです。
分解された物質は、腸内の細胞と細胞の隙間(タイトジャンクション)から吸収されていくのですが、リッキーガット症候群は、腸の粘膜細胞が様々な原因により隙間が拡大し、穴が開くように漏れてしまう状態を示します。
つまり、本来通過出来ない有害菌、ウイルスや分解されない状態の食物が漏れ出して、血管内に入り込んでしまうのです。
<腸管浸漏症候群イメージ>
画像引用:http://www.goo.gl/11axi6
リーキーガット症候群の原因
リーキーガット症候群の原因はさまざまです。
一例をあげると
・慢性的なストレス
・精製炭水化物
・食品添加物
・農薬・化学物質
・抗生物質・薬剤
・細菌・真菌類(カビ:カンジタ菌)
・ウィルス
などさまざまな原因により、リーキーガット症候群が発症し、腸の粘膜によって形成されている腸のバリア機能に炎症や損傷が起こります。
特に注意したいのはカンジダ菌の繁殖です。
カンジダ菌はもともと口や腸に生息する常在菌一種です。
画像引用:http://www.goo.gl/HsQk82
免疫バランスが取れている場合は悪さをしませんが、免疫機能が低下すると急に繁殖をし始め、腸内環境を悪化させます。
それにより腸粘膜が傷付けられ炎症を越し、リーキーガット症候群の原因となるわけです。
リーキーガット症候群の主な症状
腸の粘膜によって形成されている腸壁のバリアが損傷すると有害な物質が血管から吸収されて全身を巡ることになりますで、健康面で様々な問題を引き起こすことになります。
では、腸管の炎症によりどのような問題が起きるのでしょうか?
本来出来るはずのきちんとした形での栄養が吸収されなくなります。
また、分解されないままの食物が吸収されるため、取り込まれた食物が免疫機能により異物として捕えられるために抗体が食物アレルギーなどを起こし易くなります。
さらに、細菌やバクテリアや真菌類が体内に容易に入り込めるようになり、やがて血液中に侵入し、感染症が拡大してしまいます。
また、本来、排除されるべき化学物質など取り込んでしまい、その解毒のために肝臓への負担が増します。
このようにアトピーなどのアレルギーや花粉症、関節炎、リウマチなどの自己免疫疾患や、肝臓病、糖尿病やがんの原因にもつながっていきます。
腸と脳がつながっていることからも認知症など脳への悪影響も考えられます。
そして、一度リーキーガット症候群を発症すると腸内環境の慢性的な炎症が続き、直すことが非常に難しくなってきます。
リーキーガット症候群を予防するためには?
日本人の約70%がリーキーガット症候群の影響を受けていると驚くべき発言をしている専門家もいます。
加工食品、食品添加物、大気汚染、抗生物質の大量摂取など現代の私達の周りはリーキーガット症候群を発症する環境要因があまりにも多くあります。
リーキーガット症候群を予防するポイント
●精製された炭水化物(白米、パン、麺、砂糖)を摂りすぎない
●食物繊維を摂取する
●胃酸を必要以上に抑えない
●抗生物質や薬を多用しない
●必須脂肪酸オメガ3を摂取する
●乳酸菌を積極的に摂取する
●睡眠時間をしっかり取る
まとめ
自分の腸は大丈夫だと思っていませんか?
リーキーガット症候群は誰にでも起こりうる症状です。
睡眠不足、ストレス、添加物の多い食事、精製された炭水化物、薬剤の多用など現代生活の中においては、あてはまることが数多くあるのではないでしょうか?
なんども申し上げている通り、腸は体の栄養吸収や免疫機能を担う中心的機関です。
腸の健康なくして、体が健康になることはありえません!
腸内環境を良くするため、リーキーガット症候群の原因となる日々習慣を改善し、腸と免疫を元気にしてあげる必要がありますよね。
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