健康一番!!ヘルシーワンショッピング店長の齋藤です。
このブログでは読者の皆さまのお役に立てる健康情報を厳選チェックしてお届けしております。
突然ですが、きゅうりにお味噌をつけてもろきゅうにして食べると美味しいですよね。
さっぱりとした食感に、味噌の風味がなんとも言えず、ついついお酒も進んでしまいます。
味噌は、発酵食品として古くから日本人に親しまれてきました。
その歴史は約千三百年と言われています。
鎌倉時代には武士階級を中心に「一汁一菜(主食、汁物、おかず、漬物)」という現代に通じる食事の形となり、味噌が汁物の中心となりました。
味噌は栄養の宝庫
味噌の原料は、ご存じの通り大豆になります。
蒸した大豆をすりつぶし、米麹、塩、水を加えてよく混ぜ、仕込み樽の中で熟成発酵させると我々が普段食している味噌になるわけです。
味噌は、タンパク質、脂質、炭水化物はもちろん、必須アミノ酸やビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、葉酸、ピオチン、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンなどを含み、とても栄養価が高い食品です。
その他にも発酵食品ですので、乳酸菌やイソフラボン、サポニン、酵素、食物繊維、不飽和脂肪酸など健康に良いとされる栄養分が数多く含まれています。
まさに日本を代表するスーパーフードと言っても良いと思います。
味噌の効果効能
味噌の原料となる大豆の生産地であるアメリカで 「ザ・ブック・オブ・ミソ」という有名な本があります。
アメリカで味噌ブームを巻き起こした著作です。
この本が注目を集めたのは、動物性たんぱく質を中心としたアメリカ式食生活がしばしば高血圧や心臓病など好ましくない結果をもたらすのに対し、味噌などの植物性たんぱく質豊富な大豆食品では、そうした問題がないことが当時驚かれたのがきっかけのようです。
特に、「味噌にはがんを予防効果がある」という話がしばしば話題になります。
専門家の調査によれば味噌汁を飲む人は胃潰瘍にかかる率が低く、味噌にはがん発症原因の一つである、体内の遺伝子変異の発生を弱める働きがあるということ。
画像引用:http://www.goo.gl/GT1DHb
その他、味噌にはエイジングケア、美白効果、肥満防止、整腸作用、コレステロール抑制など様々な効果があります。
また、味噌に含まれる植物性乳酸菌が、腸の免疫環境を整えてくれる効果も期待できます。
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味噌と放射能物質
昭和61年(1986)4月、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故はヨーロッパにも大きな影響を及ぼしました。
その当時、ヨーロッパ諸国では「味噌は放射能障害に効果がある」という説が広まって注文が殺到したとのこと。
画像引用:http://www.goo.gl/P53Bi1
きっかけは、昭和20年(1945年)8月、長崎の原爆で被爆された医師が爆心地からほど近い病院で被爆しながら、ご自身や医療スタッフ、患者へ味噌汁を摂取を積極的に指導実践され、原爆症の症状を発症せずに済んだというレポートによります。
原爆・放射能と味噌
長崎原爆の被爆者で、聖フランシスコ病院院長を務めた秋月辰一郎氏は昭和四十一年に「長崎原爆記」を出版した。秋月氏は、玄米飯に塩を付けて握り、濃い味噌汁を作り、毎食食べるという栄養論を述べ、食塩ミネラル治療法が原爆症に有効であると説いている。
チェルノブイリ事故(昭和六十一年四月末)のあと、当社にヨーロッパからの注文が殺到、月平均二、三トンだった輸出量が同年六・七・八の三カ月には十四トンに達した。これは秋月氏の本の英語版が英国で以前に出版されていて、放射能被害を心配した人々が同書を求めて書店に押し掛け、そこから知識を得て味噌を買いに走ったためである。
また、広島大学原爆放射能医学研究所には、被爆に悩む人たちから「味噌のおかげで、後遺症が少なくなった」という声が寄せられているといいます。
マウスを使った実験で、味噌を摂取することにより体内からの放射性ヨウ素とセシウムなどの放射性同位元素の排出が促進されたことも確認されているようです。
事実、福島での原発事故でも味噌を製造するメーカーに様々な問い合わせがあったとのこと。
ただ、味噌を食べたら放射性物質を除去できると言い切るには根拠が乏しいため、放射性物質に関しては、何がしかの影響があるという程度と考えたほうが良いかもしれません。
まとめ
このように長きにわたり私達日本人の食事を通して、生命を支えてきた味噌。
味噌のルーツ=日本食文化のルーツといえるのではないでしょうか。
まさに日本を代表するスーパーフードと味噌をこれからも積極的に摂取していきたいですよね!
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