いつまでも疲れが取れない「慢性疲労症候群」は腸内環境の悪化が原因?

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健康一番!!ヘルシーワンショッピング健康管理士および店長の齋藤です。
このブログでは読者の皆さまのお役に立てる健康情報を厳選チェックしてお届けしております。

ぽかぽかと暖かい陽気につられて、ついついうたた寝してしまう季節になりましたよね。

”春眠暁を覚えず”とはよく言ったものだと思いますが、ゴールデンウイーク明けで、なんだかいつでも眠いなんて人もいらっしゃるのではないでしょうか。

いくら休んでも激しい倦怠感が残り、いつまでも疲れが取れない「慢性疲労症候群」という病気をご存知でしょうか
ところで、いくら休んでも激しい倦怠感が残り、いつまでも疲れが取れない「慢性疲労症候群」という病気をご存知でしょうか?

周囲からは怠けているだけではないかなどと周囲から見られることも多く、原因が特定できない難病のひとつです。

その慢性疲労症候群は、腸内環境の悪化が原因かもしれないと研究チームの報告がありました。

「慢性疲労症候群」は腸内環境と血液の異常が原因!?

原因不明の強い疲労感が長期間続く「慢性疲労症候群」の患者は、腸内環境と血液に異常が見られ、腸内環境の改善によって症状が緩和する可能性もあると、米コーネル大学のルドビク・ジロトー博士らの研究チームが発表した。

ジロトー博士らは、慢性疲労症候群の生物学的マーカー(その疾患特有の指標となるもの)がないかを検証するため、患者48人と健康な成人39人の血液検査と、糞便中の微生物DNA解析をおこなった。

その結果、患者の便から採取されたDNAの種類は、健康な人に比べて極端に少なく、腸内の微生物の多様性が損なわれていることがわかった。

また、抗炎症作用を持つとされる微生物も少なくなっていたという。

血液検査からは、本来腸内に存在するはずの微生物が、血中に漏れ出している可能性を示す炎症マーカー(体内の炎症を示す物質)が発見された。

ジロトー博士は、生物学的な異常が確認されている以上、慢性疲労症候群は「気分の問題」などではなく、疾患であることは明らかであるとし、「さらに分析を進め診断方法を確立し、腸内環境を改善する食物繊維の摂取をすすめるなど、食事療法も開発できるのでは」とコメントしている。

参考文献 Reduced diversity and altered composition of the gut microbiome in individuals with myalgic encephalomyelitis/chronic fatigue syndrome. DOI: 10.1186/s40168-016-0171-4 PMID:27338587 引用:https://goo.gl/TWY3WV

「慢性疲労症候群」は原因不明の難病!

「慢性疲労症候群」は原因不明の強い疲労が6ヶ月以上も続く疾患で、身体的にも精神的にも激しい疲労を感じるやっかい現代病です。

「慢性疲労症候群」は原因不明の難病です

仕事をすることはもちろん、朝起きること、食事をすること、出かけることなど全てに強い疲労が伴い、その身体を動かせない疲れのために日常生活すら困難になると言われております。

疲労が全く回復しなかったり、不眠や食欲不振などが長期にわたってその症状が続きます。

慢性疲労症候群は、血液検査はもちろん精密検査でもその理由が分からないことが多々あるそうです。

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周囲からの理解が得られず?単なる「怠け」と誤解

検査でも分らないので、周囲からは、単なる「怠け」であると誤解されることもあるとのこと。

慢性疲労症候群原因不明の難病ですが、様々な研究結果によりその理由が徐々に解明されてきています。

ストレスをはじめ、なんらかのきっかけにより免疫力バランスが崩れると体に無害なもの有害なものを上手く判断できなくなり、免疫が過剰反応を示すようになります。

免疫力バランスが崩れると体に無害なもの有害なものを判断できなくなり免疫が過剰反応を示すようになります

この過剰な免疫反応が脳の血流や働きに影響を及ぼすことで炎症が起きて、それが強い疲労感や様々な症状を起こすという説が有力のようです。

加えて、慢性疲労症候群は特定遺伝子への異常があることも報告されています。

「慢性疲労症候群」の主な症状

「慢性疲労症候群」の主な症状は

・発熱

・疲労感

・関節痛

・筋肉痛

・不眠

・摂食障害

・集中力の低下

・うつ病に似た症状

など多岐に渡ります。

そんな中でジロトー博士たちの研究チームが導き出した「腸内環境と血液に異常が見られ、腸内環境の改善によって症状が緩和する可能性もある」という報告。

これは、まさにこのブログでも再三お話している腸と脳の関係に原因があるということでしょう

慢性疲労症候群の症状は、セレトニンホルモンの生成をつかさどる腸内環境の機能低下と一致しています

発熱、不眠、筋肉痛や関節痛など、脳内の機能低下など慢性疲労症候群の症状は、セレトニンホルモンの生成をつかさどる腸内環境の機能低下と一致しています。

健康で元気な脳と体のために、何はなくても腸内環境の働きを改善することが大切なのですね!

まだまだ、分からないことが多いですが、慢性疲労症候群と腸内環境について引き続き注目していきたいと思います。

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