健康一番!!ヘルシーワンショッピング健康管理士および店長の齋藤です。
このブログでは読者の皆さまのお役に立てる健康情報を厳選チェックしてお届けしております。
2人に1人はがんになると言われている時代です。
人間の細胞のがん化には、遺伝子と免疫が大きく関わっています。
細胞のがん化は遺伝子の異常が原因
人間の体は約60兆個の細胞でつくられています。
がんは、その正常な細胞が変異を起こしてがん細胞に変わり、増殖して増え続けてしまう病気です。
細胞のがん化は、遺伝子に異常が大きく関わっていると言われています。
しかし、がんが遺伝子の異常の疾患であると言え、親ががんならば、その遺伝子を引き継いだ子どもが必ずがんになるわけではありません。
また、遺伝子異常があっても遺伝する病気と言い切ることはできません。
ただ、親子や家族により、がん発症の多い少ないの傾向があることは事実のようです。
がんの多くは、遺伝的な要因よりも環境的な要因が大きいと言われています。
では、細胞をがん化させるきっかけとなる遺伝子を変異させてしまう原因はいったいどこにあるのでしょうか?
遺伝子は人を構成する設計図
約60兆個の細胞の一つ一つに核と言われるものが存在しています。
核の中には体の情報が書かれた「DNA(デオキシリボ核酸)」という物質が存在しています。
このDNAに書かれた情報の一つ一つを遺伝子といいます。
ちなみに人間の「遺伝子」の数は、約2万~3万個になります。
遺伝子は人や生物を構成する設計図と言われています。
というのも、体を構成する重要な成分であるタンパク質を
「いつ」
「どのようなタンパク質を」
「どのくらいの量」
「どのように生産するか」
が、すべて書き込まれているからです。
DNAは、塩基とリン酸と糖でできた2本の鎖でらせん状にねじれています。
2本の鎖の内側には、アデニン(A)、チミン(T)、グアニン(G)、シトシン(C)という4つの塩基が並んだ構造をしています。
画像引用:http://www.goo.gl/hpnifd
人間の体は遺伝子の持つプログラムにより設計されて、健康が維持されています。
もちろん、正常な細胞であれば、DNAの情報によって、分裂と増殖のベースや限度がコントロールされているので、際限なく分裂と増殖を繰り返すということはありません。
しかし、がん細胞は増殖して増え続けてしまうため、遺伝子に異常が大きく関わっていると言われる理由がここにあるわけです。

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がん遺伝子とがん抑制遺伝子
遺伝子の中には「がん遺伝子」と「がん抑制遺伝子」と呼ばれるものがあります。
正常細胞には、がんを抑制する遺伝子を含んでおり、このがん抑制遺伝子によって細胞のがん化を防いでいます。
「がん遺伝子」は、細胞のがん化を加速させる役割を持った遺伝子です。
その働きが異常に強くなることで、細胞の分裂増殖のアクセルが踏まれたままの状態になりがんが広がります。
「がん遺伝子」がアクセルだとすると、ブレーキにあたるのがこの「がん抑制遺伝子」です。
がん抑制遺伝子は、がん細胞の増殖を抑制したり、異常な細胞に細胞死(アポトーシス)を誘導したりする働きをもっています。
逆に、「がん抑制遺伝子」に傷がつき、正常な働きができなくなると、がん化を促進する結果となってしまいます。
この2つの遺伝子がバランスよく正常に働いていれば、正常細胞の産生ですみますが、遺伝的な要因や環境的な要因などにより、バランスを崩すと細胞はがん化が進んでいくことになります。
細胞のがん化の抑制のために免疫力を高める
がん抑制遺伝子をすり抜け、健康な人でも、毎日 5,000個~6,000個もの数のがんが発生していることはこのブログでもお伝えしています。
画像引用:http://www.goo.gl/knUqJd
ただ、がん細胞が拡大せずに済んでいるのも、NK(ナチュラルキラー)細胞など免疫機能のお陰です。
このように、細胞のがん化の促進を抑制していくために、日ごろから食事や運動、睡眠、ストレスなどに注意を払い、免疫力を高めて活性化させていくことが大切です。
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