健康一番!!ヘルシーワンショッピング管理栄養士および店長の齋藤です!
このブログでは読者の皆さまのお役に立てる健康情報をチェックしてお届けします。
今日のテーマは「小腸と大腸の役割の違いと理想的なうんちについて」です。
小腸と大腸の違いって何!?
腸内環境を良くすることが大切であることは間違えない事実です。
でも、腸と言う器官をきちんと分けて考えて話している人は以外に少ないようです。
腸は簡単にいうと、栄養分を吸収する「小腸」不要なものを排泄する「大腸」の2つに分かれます。
小腸・・栄養分を消化・吸収する
個人差はありますが、小腸の長さは約6mもあります。
内訳は、十二指腸、空腸、回腸になっています。
空腸、回腸の内側は、縦毛(じゅうもう)とよばれる高さ0.5~1.5mmぐらいの無数のヒダに覆われています。
画像引用:http://goo.gl/YzdTrC
その数、約3,000万本ともいわれており、さらにその表面は約2,000億個もの細胞で覆われております。
数々の消化酵素やホルモンが小腸で分泌されます。
人は小腸から栄養分を吸収し、毛細血管を通じてその栄養素を各臓器へ送る役目をもっています。
また、免疫細胞の大多数が集中する場所もまた小腸です。
大腸・・水分を吸収し、不要なものを排泄する
大腸は約1.5mです。
何日本人の大腸は、欧米人と比較し、長い特徴があります。
小腸で吸収仕切れなかった食べ物のカスや水分が吸収され最終的に便となり排泄されます。
大腸には、絨毛などはみられません。
そのかわり、100兆~1,000兆個ともいわれている腸内細菌が共存し、腸内フローラを形成しています。
大腸は、消化しきれなかった食物繊維や体にとって不要なものを排泄させる重要な役割を持っています。
便秘などで排泄仏がたまると食べ物の中に含まれている添加物や腸内での腐敗が酷くなります。
これが大腸の粘膜に接し続けるとがんや疾患など様々な病気の原因になるといわれています。
だから便秘がちな人は大腸がんになりやすいといわれるものこの理由からです。
腸が元気ならカラダも元気

理想的なうんちは色が黄土色でバナナ形
便は通常7-8割が水分で残り2-3割が食物繊維や消化されなかった食物や腸内細菌などの死骸などが含まれています。
便となって排出される腸内細菌には、善玉菌も悪玉菌も含まれます。
理想的なうんちは色が黄土色~こげ茶色でバナナのような形と熟した際の硬さをもったものが良いといわれています。
繊維が多く含まれている野菜類や海草、きのこ類などなどがある程度消化されないでカサとなって出てくることでスムーズな排泄が出来るわけなのです。
ちなみに、うんちの健康状態を図るために大事な要素となるのが、便の形状です。
一般的には「ブリストルスケール」という分類で7タイプに分けられています。
<便の形状がわかるブリストルスケール>
逆に悪いうんちは2種類!
1つは水分90%以上の下痢状のうんちです。
もうひとつはコロコロ丸くて硬いうんちです。
この硬いうんちは水分が50%以下でもっとも悪い便です。
先程の「ブリストルスケール」の1から2に該当する「コロコロ便」「硬い便」です。
硬くなってしまう理由は、本来排出しなければならない便を長い時間、腸内に留めている結果だからです。
普段から肉食が多い人はこの2つのタイプのうんちになることが多いと思われます。
また、近年便秘で悩む人が非常に増えています。 特に女性は悩みが深いといえます。
さらに、便秘症の子供も増えているのはとても心配です。
このままでは腸の健康がどんどん損なわれていってしまいます。
そうならないためにも、毎日理想的なうんちを排出する努力をしなければいけませんよね!
それでは、今日も腸元気で健康的な日をお過ごしくだいませ!
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