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最近、人のお腹の中に痩せ菌やデブ菌が存在すると言われ、結構注目されていますよね。
肥満を抑制する腸内細菌の研究も進められていますが、「早食いが肥満のもと」であることは紛れもない事実のようです。
ではなぜ早食いは太るのでしょうか?
目次
早食いと脳内の満腹中枢との関係
一般的に考えられている説が脳内の満腹中枢との関係です。
食べた物が胃に溜まり消化し始めると血糖値が上昇します。
その信号が中枢神経を通って脳内に伝わり、お腹が満たされましたという満腹中枢からの指令が出るわけです。
しかし早食いの人は満腹だという指令が脳から出る前に必要以上の量の食べ物を口に入れてしまいます。
現代は、やわらかい食べ物や噛まなくてすむ食べ物が増えて、モノを噛まなる傾向にあります。
噛まなければそれだけ早い時間で食べられますよね?
戦前の人よりも、噛む回数が2分の1以下に激減しているのも肥満が増える原因なのだと思います。
早食いの人ほど食物繊維の摂取量も少ない!
また、「早食いの人ほど食物繊維の摂取量が少ない」という指摘もあります。
穀物や野菜、果物などに含まれている食物繊維が多いと、歯ごたえも咀嚼の回数も増しますし、すぐのみ込めなくなるので必然的にゆっくり食べるようになりますよね。
ですから、早食いの人は咀嚼数の多い食物繊維をとっていないということになるわけです。
事実、厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると、太っている人の割合は男性で3割、女性で2割に達していてるそうです。
しかも、1日あたりの食物繊維の摂取量は低下傾向が続いています。
このことからも、肥満の原因は早食い+繊維質の少ない食生活が関係していることが分かると思います。
食物繊維の少ない食事は、腸内環境にも悪玉菌が優勢になりがちですし、便通にもいいことないですよね。
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早食いは生活習慣病などにも影響を与える
また、「早食いの人は血液中のインスリン値が高かった」という報告も上がっています。
インスリンは脂肪蓄積などに関係しており、これが肥満と関連している可能性もありますし、その状態が進めば糖尿病の予備軍となってしまいましよね。
さらに、食物繊維不足は大腸がんなどの死亡率とも関係性があるようです。
つまり、肥満のリスク低減にプラスして、食物繊維と穀物の食物繊維の摂取量が増えるほど、大腸がんのリスクも低下するわけです。
今から出来る早食い改善の方法はよく噛むこと!?
では、早食い改善に有効なアドバイスを一つ!?
なんだと思いますか~?
答えは簡単!
それは「よく噛むこと」につきます。
これも良く言われていますが、よく噛むことで少ない量の食事でも満足感や満腹感が得られたといいます。
よく噛むことは、唾液の分泌にも効果的ですし、それだけ胃腸の負担も軽減されますので、口内細菌にも腸内細菌にも優しいということになります。
よく噛めば、食事にも時間が掛かかるので、その間に満腹中枢が刺激されて満腹感も得られやすくなります。
白米を玄米に置き換えてみる!
咀嚼の回数を増やすため、食物繊維を多くとる方法の一つは、主食の白米を玄米に置き換えることです。
白いご飯が美味しいのは良くわかりますが、玄米も慣れるとなかなか美味しくて、麦ご飯や雑穀入りご飯なども混ぜてみるのも良いですよね。
外食中心な生活ですとなかなか玄米を口にするのが難しいかと思いますが、挑戦して欲しいですね。
また、野菜や食物を普段より大きく切る工夫などをすると口の中で咀嚼に時間がかかりますので、その分満足感も増すようですよ。
もっとも噛む習慣が身につくのには6ヵ月程度かかるらしいのですが、少しでも早食いや肥満が解消されればやる気もでますし、噛んで味を意識して食べることが大切ですよね。
食物繊維をたくさんとること、よく噛むことを習慣化することは健康生活を続けるためにもぜひ身に着けたいものですね!
それでは、今日も腸元気で健康的な日をお過ごしくだいませ!
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